もうすぐ橋本の…
2006年06月05日
あと1ヶ月で橋本真也の一周忌です。
橋本真也を知ってた人はかなり多いと思うが、
あまりその実態は知られていないのではなかろうか。
橋本真也は岐阜県土岐市出身、
幼い頃父親の会社が倒産し、
父親が1人で夜逃げし母親に育てられる。
柔道をしていたが高校を中退し、
新日本プロレスに入団。
新人の頃は猪木に憧れ、
猪木を倒そうとする悪役レスラーをセコンドから殴り込んだという。
勿論悪役レスラーには後で怒られ、猪木にも怒られる。
つまり彼はまだプロレスを理解していなかったのだ。(^O^)
また坂口征二の付き人時代、
ある日預かった大金を旅館に忘れてしまった。
勿論かなり怒られる訳で、結果付き人の橋本に別の付き人を付けたという。(^O^)
それからもミスが続いてとうとう付き人を首になるという。
新日でも前代未聞のことをやってのけたのだ。(^O^)
猪木のゴールドカードを預かり、
カードで支払いの時イノキカンジ(猪木の本名)とサインせずに、
アントニオ猪木と書いてしまう橋本。(^O^)
そもそもそんな男に、30代後半で旗揚げした団体、
(株)ゼロワンの会社代表が務まる訳がないのだ。
しかし、猪木から闘魂伝承を譲られたのは、
後にも先にも橋本とあの藤田和之だけなのである。
ある意味では凄く認められた存在なのだ。
橋本は実は当時の新日では
かなりセメント(マジのケンカ)が強かったという。
有名な小川直也戦では、
橋本勝ちというプロレス設定の試合にて、
猪木からの指令による小川にセメントを決められ撃沈する。
いくら新日で強いと言われる橋本でも
後にプライドでも勝ちまくる柔道王小川に勝てる訳がない。
猪木には可愛がられながらも、
興行的には虐められていたのも事実。
そんな猪木を尊敬しながら許すのも橋本の魅力。
橋本を新日本から消した張本人の長州力が新団体設立に失敗し、
誰にも相手にされなかった時、そんな長州力に手を差し伸べたのは橋本ただ1人だった。
突然自分を首にした上司を、自分が会社を設立した時、
前の会社を首にされた元上司が可哀相なので、
雇ってしまうというような橋本真也とはそんな優しい男なのだ。
案外、長州小力の人気は
天国の橋本が
「俺が長州に火をつけた」
と言いながら、自慢しているに違いない!
プライド対フジテレビの興業問題や村上ファンド問題など
世知辛いことが続く現代の中で、
橋本真也について考えてみるのも悪くない。
あの誰も認めない小川直也が、
橋本真也に一目置いたことは充分分かる気がする。
橋本真也さんの一周忌を前にご冥福をお祈り申し上げます。

